過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群( IBS)とは検査で器質的な異常が認められないにも関わらず、便秘または下痢を繰り返す病気です。

男性は下痢、女性は便秘で悩む方が多いとされています。男性よりは女性の罹患率が多く、若い世代に多く、加齢により軽減していくことが多いようです。

過敏性腸症候群は以下の4つのタイプに分けられます。

下痢型、便秘型、交代型、分類不能型です。

下痢型 泥状便 水様便

便秘型 硬くコロコロの便

交代型 上記の下痢型と便秘型を繰り返す

分類不能型 どれにも当てはまらない

主な原因はストレスで、緊張しやすい、不安を感じやすい、神経質、完璧主義、真面目な方が罹りやすいと言われています。

不安や緊張が続くと、自律神経の中枢である視床下部がオーバーワークになり、自律神経のバランスが崩れ、自律神経に影響を受ける腸の働きに異常をきたします。また、腸に異常があることで脳にストレスを与え悪循環を起こします。

注意していただきたいのは、潰瘍性大腸炎やクローン病、大腸がんなどの初期症状は、過敏性腸症候群とほとんど変わりません。ご自身で判断せずに病院にて内視鏡検査などを受ける事をお勧めします。

過敏性腸症候群であれば、当治療院でも対応可能です。手や足、背部への優しい鍼刺激にて治療いたします。

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